えびすやよりお知らせ
盆提灯の取扱い(吊り提灯の場合)
盆提灯は火袋を無理に広げたりしますと、破れてしまう場合がありますので注意してください。
吊り提灯の房は上部の紐につけてあります。
ご使用時にはずして下部のカンに取り付けてください。
盆提灯の取扱い(置き提灯の場合)
下に置く提灯には大内行灯(おおうちあんどん)や回転行灯(かいてんあんどん)があります。
回転行灯の回転筒が回る原理は、電球の発熱によるわずかな上昇気流で自然に回る仕組みになっています。
その力は弱いものですから、回転筒が電球や柱の部分に少しでも触れていたり、傾いていると、回らない場合があります。
ご使用になるお部屋の条件(温度、湿度など)によって、上昇気流がほとんど起こらない場合もあり、その時は回転筒が回りにくい事があります。
盆提灯の電球は緩まないように、しっかりソケットに締めてください。
使用後の電球に触れる場合は、熱を持ち火傷の恐れがありますので、熱が冷めてから行ってください。
盆提灯の火袋は天然素材のため、虫食いにご注意ください。
虫が火袋を張った糊を食べに来ることがありますので、使用後は火袋をよくはたき、部品をきれいに拭いてから箱に入れて保管します。
防虫対策に、防虫剤を一つ入れておくと安心です。
穂波大正琴サークルの皆さんの優しい音色の中、続けてきて本当に良かったと思いました。
私達ボランティアも年を重ねて大変ですが、小学生の舞姫の女の子たちたちが後片付けを手伝ってくれたので助かりました。ありがとうございました。
筑前人形感謝祭実行委員会一同
お客様、お元気ですか。
家で食事し、お風呂に入って布団に寝て…… 当たり前のことを普通にできることに感謝しています。
一生懸命、働かなくては、と思います。
最近、家族葬がふえましたネ、初盆の仕様もいろいろ変ってきました。
初盆は、生前のご恩に対する感謝の気持ちを込めた供養の表し方です。
平成二十八年六月
人形のえびすや
代表 大前 光信
盆提灯とは
盆提灯はお盆のとき、先祖や故人の霊が迷わず帰って来る目印として飾ります。盆提灯には迎え火、送り火の役割があります。
また盆提灯はお世話になった故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものです。親戚や故人と親しかった方々は、お盆に故人の供養のためにお供え物をしますが、盆提灯はお供えとして最高のものとされています。
盆提灯を飾る時期
盆提灯には迎え火、送り火の役割がありますので、7月13日(8月13日)に明かりを灯し、16日には明かりを落とします。実際に盆提灯を飾る時期は、お盆の月の7月(8月)に入った早い時期から飾りはじめる場合が多いです。
盆提灯には迎え火、送り火の役割がありますので、盆提灯は毎年お盆に飾ります。ただ、たくさん頂いた盆提灯を毎年飾るのが大変な場合は、2~3年後から少しずつ飾る数を減らしていきます。
盆提灯の種類
盆提灯には、上から吊るす御殿丸、住吉提灯、下に置く大内行灯、霊前灯などがあります。御所提灯には、絵柄の入った提灯と、無地の新盆用の白提灯があります。大内行灯には、火袋の中が回転するものと、回転しないものがあります。
それぞれの提灯の火袋には、和紙を貼ったものと、絹を貼ったものがあります。提灯の火袋に家紋を入れる場合もあります。
盆提灯の飾り方
絵柄の入った盆提灯は、精霊棚(盆棚)やお仏壇の両脇に一対、二対と飾ります。飾る場所が狭いときは、片側に一つだけ飾る場合もあります。最近は場所が狭い家庭が多いので、良いものを少なく飾る傾向にあります。
盆提灯の選び方
盆提灯を贈る場合は自分の好みだけでなく、先方の飾る場所や部屋の広さも考慮に入れ、後は予算に合わせて選びます。一つでも一対でも、どちらでも失礼にはなりません。